~美肌を育てる正しいスキンケア方法とコスメの効果・口コミをご紹介~

menu

Maman's 美肌を育てるコスメ

皮脂の構成成分を理解して保湿剤すれば毛穴の開き、敏感、乾燥ともさようなら

今使っている基礎化粧品の油分を気にしたことありますか?

普段、何気なく行っているスキンケアですが、皮脂に含まれる油分と化粧品に含まれる油分のバランスが悪いと毛穴の開き、敏感、乾燥、ニキビなど肌荒れの原因になるので注意したいところです。

美肌を作る皮脂の大事な役割とは?

皮脂というと、毛穴の黒ずみ、つまり、角栓、開きの原因の1つとして嫌われる傾向にありますが、お肌の最上部に位置して第一線でお肌を守る大事な働きをしています。
図の皮脂膜が皮脂のことですね↓
肌の構造

肌が健康的に美しく見える条件の一つに「汗腺と皮脂線がバランスよく作用すること」があげられていて、バランスの良い皮脂分泌は美肌に欠かせないものです。

適量な皮脂は美肌の強い味方になるんですね。一方で、過剰な皮脂はニキビや毛穴の開き、角栓の原因になり、皮脂の不足は乾燥、敏感などの原因になります。

皮脂を程良く分泌させるには「洗い過ぎない、保湿しすぎない、保湿成分に気を付ける」などが重要になってきますが。。。

今回は、「皮脂の構成成分を考えて保湿剤を選び肌荒れを防ぐ。肌の営みを邪魔しないスキンケア」について書いていきますね。

皮脂の役割は多岐にわたるのです

皮脂の役割の1つはお肌のバリア機能。お肌の最前線で乾燥や外気から肌を守る働きをしています。

クレンジングや洗顔をして皮脂をすっかり洗い流した後はお肌が乾燥しますよね??だから保湿クリームなどを塗るのですが、洗顔方法を見直せば皮脂が適度に残るので乾燥は和らいで保湿量は減少します。

スキンケアを見直す前までは、皮脂分泌が不十分で猛烈に乾燥していた私の肌も、今ではお風呂上りも乾燥知らずのお肌になりました。

皮脂のもう1つの役割は、紫外線防止効果です。シアバターのSPFが6程度なので皮脂もそんなものかなぁ?と思うのですが、体に有害な紫外線を何もしなくても或る程度は防ぐような作りになってるんですね。良く出来ています。(十分かどうかは別として。。。)

更にもう1つの役割は、常在菌のエサになることです。人は様々な常在菌と共存していて生きています。腸内細菌が有名ですね。お肌も同じでアクネ菌などと共存していますが、まだまだわかっていない常在菌の方が多いとか。

肌に住む常在菌は皮脂をエサにし、お肌を弱酸性に保つ働きをしています。弱酸性に保たれることで雑菌の繁殖を防いでいます。

最近分かってきた内容の1つが皮脂がターンオーバーに与える影響です。皮脂が過剰になると、ターンオーバーを早め過ぎて不全角化を招きますが、適量であれば肌の再生を促すとも言われています。

まだ、解明しきれていないこともある皮脂には色々な役割がありそうですが、皮脂が適量であれば美肌に近づく事は間違いなさそうですね。

皮脂の構成成分を使いこなして美肌を育てる

では、皮脂の構成成分を見ていきます。美肌を育てるには、皮脂の構成成分を理解して自分に足りない成分は補う。過剰な成分は添加を避けることが重要。ポイントだけ抑えればそれほど大変でもないですよ。

皮脂の構成成分は、だいたいこんな感じです↓

●スクワレン・・・10%

●ロウ(ワックス)・・・22%

●脂肪酸・・・25%

●トリグリセリド・・・25%

●モノグリセリド・・・10%

●ジグリセリド

●コレステロールエステル・・・2.5%

●コレステロール・・・1.5%

●その他・・・4%

全部覚える必要はないので大丈夫。まずは、メインになる最初の4つの成分だけに注目します。△グリセリドというのは、グリセリン+△分の脂肪酸が結合したもの。

トリグリセリドは3つの脂肪酸とグリセリンが結合したものなので、脂肪酸25%+トリグリセリド25%と考えると、脂肪酸が皮脂の中でも最も多い構成成分になります。

とすると、注目すべきは、
●脂肪酸、●ロウ(ワックス)、●スクワレンの順に3つの成分と考えてOKです。3つなら私も覚えられる(笑)

それぞれの成分の特徴を捉えてスキンケアに取り込んでいきます。基本的には主要な3つの成分が不足すると乾燥をもたらし、過剰な場合は肌荒れの要因となります。基礎化粧品などで添加しすぎていないか注意したいですね。

では、スクワレン→ロウ→脂肪酸の詳細について次の記事で話を進めていきますね。脂肪酸は重要度が高いですが、ちょっと複雑なので最後に書きます。

次の記事はこちら>>>皮脂の構成成分を理解したスキンケアで美肌に近づける

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA