21Mar

お肌の水分保持は、皮脂と角質層の細胞間脂質&天然保湿因子で行われています。この2つをよ~く理解してスキンケアを行うと美肌に1歩も2歩も近づけますよ。
一方で、よく知らないままスキンケアを続けると油分過多による肌荒れ、細胞間脂質の流出&天然保湿因子の流出&皮脂がでにくくなることで乾燥を招いてトラブル肌になるので注意したいところです。
前回のおさらい
前回の記事で、皮脂の役割と構成する成分について書きました。今回は、1つ1つの成分の特徴や肌に与える影響を見ていきますが、その前にちょっとおさらい。
前回の記事はこちら>>>皮脂の構成成分を理解して保湿剤すれば毛穴の開き、敏感、乾燥ともさようなら
ポイントは、
●皮脂の役割はたくさんあって常に適量必要
●美肌には皮脂のバランスが重要
皮脂の主な成分である「脂肪酸、ロウ(ワックス)、スクワレン」のバランスが重要になります。綺麗な肌はこの3つの成分のバランスが整っています。
そして、最後に
●皮脂に近い成分で保湿すれば肌の負担は軽いということ
何も付けずに肌が潤うのが一番ですが、もともとお肌の上にある成分で保湿すれば肌の環境を壊さずにスキンケアできます。肌の作りはとてもよく出来ているので、肌の環境を壊さず邪魔をしないことが美肌の秘訣です。
では、各成分の特徴について書いていきますね。
化粧品にも多く含まれる保湿成分スクワレン
スクワレンは皮脂の10%を占め、化粧品にもよく使われる保湿成分。オリーブオイルや深海ざめの肝臓に多く含まれます。
スクワレンは酸化しやすい特徴を持っているので、化粧品に含まれるときは安定化させるために水素原子を添加しスクワランとして配合されていますね。
オリーブオイルの石鹸を使うことで少量を自然に取り入れられます。
外的刺激から肌を防御するロウ(ワックス)
ロウは肌の表面をすべすべな手触りにし、高い保護力で摩擦や寒風などの外的刺激から肌を守ります。
ホホバオイルやミツロウに多く含まれますが、ホホバオイルは液状、ミツロウはバーム状の違いがあります。特に乾燥する部位にはミツロウ、普段使いには液状ワックスのホホバオイルがおすすめですよ。
オイル美容が合いにくいオイリー肌の人にもおすすめ出来るのがホホバオイルになります。ロウ(ワックス)はお肌の保護力が高いので乾燥が激しい人にももちろんおすすめです。
私は、ホホバオイルを冬場の化粧下地変わりに使うこともあります。お肌の表面がつるつるになるので化粧ノリも良くなるし、冷たい外気からも守ってくれて重宝します。
皮脂構成成分の中で最も重要な役割を占める脂肪酸
では、本番。ここからちょっとお話が複雑になっていきます。
皮脂構成成分の中で最も割合の高い脂肪酸は、オイルの研究が進むにつれて体に良い脂肪酸が色々発見されるなど注目を浴びていますね。私も質の良いオイルを食事やスキンケアなどに取り入れています。
ミスユニバースの食事指導をしていたエリア・アンギャルさんも良質な脂肪酸は美に欠かせないといっていますね。
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まず、皮脂に含まれる主な脂肪酸は更に以下のようにわかれます。
●オレイン酸
●パルミトレイン酸
●必須脂肪酸
必須脂肪酸とは亜麻仁油の記事でも書いた体内で合成できない脂肪酸のこと。現代人に不足しがちな栄養素として健康面でも注目を浴びていますが、美肌にも欠かせない成分です。
私は必須脂肪酸を多く含む亜麻仁油の飲み始めてから肌のキメがワンランクアップしましたよ。必須脂肪酸不足の現代人にとってもおすすめの食材です。
おすすめの亜麻仁油はこちら>>>楽天 世界最高峰の亜麻仁油(フラックスシードオイル)
亜麻仁油の記事はこちら>>>亜麻仁油(アマニ油)の美肌効果にはちゃんと理由がありました。
次の記事で、最も重要な脂肪酸について詳しく書いていきます。ボリュームが大きい記事になっていますが、脂肪酸の過剰や不足は肌荒れに直結するのでとても重要な内容になってますのでスキンケアの参考になると思います。
次の記事はこちら>>>皮脂に含まれる脂肪酸の不足や過剰が肌荒れに直結するんです
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