～美肌を育てる正しいスキンケア方法とコスメの効果・口コミをご紹介～

最近、皮脂や毛穴についてご相談のメールをいただきましたので記事にしてみたいと思います。

私も、小学校高学年のころから鼻の横はテカテカで皮脂分泌が多く毛穴が広がっていましたが、昔より随分マシな状態になりましたので、完全には治らなくてもマシにすることは出来るかもしれません。

毛穴の広がる原因！過剰な皮脂分泌への対策をしよう

毛穴の広がっている人の共通点は、皮脂分泌が多い事です。

皮脂には肌を守る大事な役割がありますが、構成成分のバランスが崩れたり、分泌が過剰になると酸化した皮脂による肌がダメージを受けて毛穴が広がる原因になります。

皮脂分泌が増える理由は、洗いすぎ、男性ホルモンの増加、肌内部の乾燥などが主と言われています。洗いすぎはとてもわかりやすいですが、男性ホルモン増加や肌内部の乾燥はそれらを引き起こす要因がたくさんあるので対策が難しいですね。

時間はかかりますが、思い当たるものを１つ１つ改善して、時間をかけて肌質そのものを上げていくのが得策かと思います。

良かれと思った洗顔で負のスパイラル！？

過剰な皮脂は酸化すると肌に悪さをするので洗い流さないといけません。でも、洗い過ぎると肌の乾燥を招くので更に皮脂分泌が増えるという負のスパイラルに入ります。

過剰な皮脂は落とす。でも必要な皮脂は残す。この絶妙なラインを維持するのが理想です。

基本的には、洗顔料を使った洗顔は1日2回までが限度といわれています。私の場合は、日中はメイクをするので夜は洗顔料を使いますが、朝は水のみの洗顔です。

「じゃあ、私も水洗顔に！」と簡単に切り替えられたら良いのですが、いきなり洗浄力を落とすと過剰な皮脂が肌に残り肌トラブルを起こします。

1回当たりの洗浄力を落とす、洗顔時間を短くする、お湯の温度を下げるなどから始めて徐々に洗浄力を落とすのが無難です。

男性ホルモンの増加による皮脂分泌過剰を防ぐ

女性の場合、ホルモンバランスが崩れると肌が荒れます。女性ホルモンって美肌ホルモンなんですよね。ホルモンバランスの乱れは美肌の大敵です(^_^;)

男性ホルモンには皮脂分泌を増加させる作用があります。強いストレスを受けたときなどにも皮脂を分泌させるようです。

ホルモンバランスを崩してしまうような不規則な生活や食事を辞めること。ストレスをためないことが重要ですね。

女性ホルモンに効果的と言われる香りや栄養素でカバーしてあげるのも手です。

私は女性ホルモンの分泌を助けるバラの香りの基礎化粧品やイソフラボンを含む豆乳などを愛用しています。最近は、タイハーブのプエラリアも試しています。

肌の内部乾燥対策はまずはセラミドの補給から

皮脂分泌が増えると不全角化を起こしやすくなります。不全角化により肌の質が低下するので内部乾燥が起こりやすくなり負のスパイラルに(^_^;)

肌内部の保湿力を上げる大きなカギは角質層の細胞間脂質にあります。細胞間脂質の中でもセラミドは最も重要な保湿物質といわれています。あとは、天然保湿因子なども重要で、体内から保湿成分をしっかり作れる環境を整えてあげないといけませんね。

そのために必要となるのは、細胞間脂質や天然保湿因子の材料となる栄養素を摂ることと、肌再生の時間である睡眠時間の質を上げること、そして肌の邪魔をするスキンケアを辞めることです。

とはいえ、そんな短期間で簡単に肌内部の改善はできないので、ひとまず外部からセラミドを補って内部乾燥を和らげるのは1つの手段だと思います。肌の状態が良くなったら辞めてもよいです。

私も、肌が荒れやすい旅行中や、肌がちょっと傾いてきたときにセラミド配合化粧品に一時的にお世話になることもあります。

真皮層まで達した毛穴ダメージは完全には治らない

最後に、ニキビ跡などと同じで真皮層にまでダメージが達した毛穴の広がりは治らないといわれています。すり鉢状毛穴が有名で、角質層がえぐれてしまったような状態です。

私の鼻の横にもすり鉢状の毛穴があります。

ただ、肌全体の状態が良くなってくると肌がふっくらしてきて以前より毛穴は目立たなくなりました。

状態によっては、理想の毛穴までにはなれないかもしれませんが、肌質が向上すると肌トラブルがぐんと減りますし、不足していた栄養素が補われると肌が元気=体が元気になることも多く、私は肌育をして良かったと思っています。

肌質の遺伝ってあるの？どうしようもないの？

肌質の遺伝はあると思います。私の両親も若いころはたくさんニキビが出来ていたようで、皮脂分泌の多いビニールっぽい肌をしてて、肌は固そうで毛穴も大きいです。

もう60歳を超えているので、肌が乾き、たるみも出て毛穴はより目立つ気もします。

そんな両親を持つ私も若いころは、皮脂、毛穴、ニキビ、ビニール肌に悩まされましたが、スキンケアや生活習慣の見直しのおかげか？随分と肌質は良くなりました。

子供を持って、生活習慣が変わってから肌質が変化している気がするので、遺伝には生活習慣遺伝もあるのでは？と思います。

一方で、何をしても肌が綺麗な友人のようにはいかず、少し生活が乱れると肌が荒れるのは遺伝の要素があるかもしれないなぁとも思います。

遺伝の影響はありますが、40%程度と言われることもあったり。。。だとしたら、綺麗！とまではいかなくともある程度の状態を維持できる可能性はあるのでは？？と思ってがんばりたいです。

刺激低な化粧品や変わったスキンケアはしない！

気になる部分があるとつい凝ったスキンケアをしたくなりますよね。何かして何とかしてあげたくなる気持ちよくわかります。

たとえば、洗浄・引き締め成分配合の基礎化粧品・毛穴パックなどですね。

どれも肌に刺激や負担を伴う事が多く、その負担が更に状態を悪化させることもあるので、よく仕組みを理解して使う必要があります。

基本的には辞めておく方が無難です。

まとめ

肌バランスが崩れると負のスパイラルに陥って毛穴の広がり、黒ずみ、角栓、ビニール肌、ごわつきと気になることがどんどん増えていきますが、どこかで根本から断ち切りたいですね、

私も昔はトラブル続きの肌でした。

今は随分安定して、ちょっと傾いてきたら気を付けてやれば維持できるようになってきましたので自分の肌質を悪化させる要因がわかれば、肌質を改善できる可能性ありますよ(*^_^*)